凌 手記

四季の山を歩き、思い、創造する。

シノギング

真冬の超シノギング 雪渓と雪原を凌ぐ

超シノギングとは、これまでのシノギングイベントに参加してくれたシノラーさんを選抜して、従来のイベントで体験してもらった様々な術を実践してもらう試みである。選抜人数は四人だけ。 超シノギングはイベントではないので、選抜メンバーを決してお客さん…

晩秋の沢と楽園を求めて

今年最後の沢歩き。 例年より時期がずれ込んでしまい、すっかり紅葉も終わりを迎えようとしている11月終わり。折角ならばと未開拓の少し遠征エリアへ繰り出す。 新幹線からバスに乗り換え、意外にスムーズに早く到着。県境の2,000m近い山域は雪化粧している…

沢と峠と朧月夜の、ある日のシノギング

旅烏では消化不良に終わった夏の沢歩きをリベンジ。試作品のテストも兼ねてね。 前回の教訓を活かし、ある程度記録のある沢ルートを選定。ただ、あくまで沢登りでの記録になるので、どこまで我々の「沢歩き」が出来るかは行ってみないとわからない。 のっけ…

シノギング旅烏 ~身延から角打の沢と本遠寺を繞る~

甲斐は四方津の回より早一年。。 新たなシノギングの提案、二泊以上補給有りの「シノギング旅烏」を実践すべく、我々が向かったのは同山梨は身延の地。 梅雨明け猛暑日の予定。初の沢を絡めて、この辺り日蓮宗総本山となり、暑さを修験が如く凌ぐ旅烏となる…

超シノギング 真冬のシノラッセルと小雪と其れから

超シノギングとは、これまでのシノギングイベントに参加してくれたシノラーさんを選抜して、従来のイベントで体験してもらった様々な術を実践してもらう試みである。選抜人数は四人だけ。 超シノギングはイベントではないので、選抜メンバーを決してお客さん…

晩秋の滑沢と雨冷えを凌ぐ

今年最後の沢歩きとなろうか。 夏にもお世話になった滑沢エリアの晩秋を味わうべく、再度降り立つ。生憎の雨模様となり、夕暮れには中々の雨量時間帯もありそう。我々としては好都合で、色々とテストも出来そうだ。 まずは林道を暫し歩き、入渓地点を目指す…

銅山の町から世界遺産の町へと辿るシノギング

路線バスに揺られること小一時間。そこは赤茶けて煤けた暗く悲しい銅山の町・・・。そんな勝手な思い込みとはまったく違う、のどかで明るい集落に降り立った。 今から辿るのは深沢~半月峠~狸窪を結ぶ道(県道中宮祠足尾線)。最盛期には数軒の茶屋があり、…

まだまだ暑いので渓に逃げるしかない

いや~、暑いね~。 へぇ。 暑くてやってられないね~。 へぇ。 ちょいと暑さを凌ぎに行ぐんべぇか~。 へぇ。 今回、暑さを凌ぎに向かうのは栃木県北部の渓。シノラッセルをしに冬にはよく訪れるエリアだが暑さを凌ぐために訪れるのは初である。 駐車場から…

開幕、暑さを凌ぐお泊りシノギング

酷暑が続く今日この頃。いよいよ夏のシノギングの開幕である。 夏の低山シノギングとして提案している「沢歩き」 一昨年くらいから社用車の活用方法を知った我々は、今回も開拓を兼ねて気になる沢筋へ繰り出す。 開始早々から入渓となるので、しっかりと準備…

暑くてやってられないので涼みに行く

この時期、低山の尾根歩きは地獄だ。この暑さを凌ぐには水に入るのが一番。ミラーレスカメラにはレインカバーをつけて飛沫対策。沢の水はもちろん、ロン毛やあごからしたたる汗からカメラを守るための対策だ。 中央本線の駅から舗装路&林道を約二時間。既に…

シノギング旅烏 ~川合から大地、大地から千足へ~ 【前編】

近江、伊勢の越境シノギングから早半年。 その時に生まれた新たなシノギングの提案、二泊以上補給有りの「シノギング旅烏」を、より身近なエリアでも実践すべく、我々が向かったのは山梨は四方津の地。 これより以南の秋山へ、集落を繋ぎ行商へ出、戻ってく…

近江と伊勢を繋ぐ、越境シノギング。そして、【後編】

【前編】はコチラ 道の駅から振り返ると、奇しくも先の壁斜面尾根がくっきりと見上げることが出来た。写真では伝わらない奴であるが... 道の駅に着いてまずは、衣と装備を整え、干せるものは干す。幸い、ごった返すような人出はなく、日当たりも良い頃合いな…

近江と伊勢を繋ぐ、越境シノギング。そして、【前編】

柳谷は想った。この峠を境にした西側の風景を。 そしてその西側から、山と麓を越えこの峠に至り、県を跨いで凌げないかと。 そんな浪漫から始まり昨年から温めてきた、近江の地と伊勢の地を巡り繋ぐ「越境シノギング」そして、、 其の軌跡を粛々と記していこ…

はじまりからおわりまで雨のお泊りシノギング

未明のセブンイレブン駐車場。今からで山の奥の奥へとロングドライブだ。私は運転しないが・・・。 天気予報では関東地方はいい天気なのに、これから向かう先は雨だといふ。本当かなー、信じられないなー、と思っていたが、いくつか山を越えていくうちに空は…

意識が朦朧とするほど日当たりのいい渓で暑さを凌ぐ

奥多摩のように渓が深く日中でもあまり日が当たらない暗い地域。今から訪れる地域をそんなふうに勝手にイメージしていたのだが、そこへの道中でそれはまったく当てはまらないということがわかった。幹線道路からそれ、最後の集落を過ぎてしばらく進んだ道の…

あてずっぽうの楽園探し

時間短縮のために利用したタクシーの女性運転手が「ヤマビルに気を付けて~」と笑顔で見送ってくれた。 え?ヤマビル? ジョニー持ってないけど・・・、考えても仕方ないから身支度を整えて凌ぎ始める。 尾根の末端の神社に凌の無事をお祈り。 尾根道からそ…

初夏の暑さを凌ぐ、お泊りシノギング【前編】

今年もこの季節がやってきた。 沢で暑さを凌ぐお泊りシノギング、、ただ予報を確認する限り夜は荒れそうな予感。。久しぶりの初夏の雨を凌ぐも期待しつつ、到着後準備に勤しむ。 いざ出立。まずは林道+フミアトで沢筋をタドル。下りてくるであろう帰りの尾根…

フミアトのない尾根を凌ぐ

積雪期のシノギングでたびたび訪れている超ローカル線沿線の名もない尾根。毎回想定以上にしごかれるのに、愛してやまない雪深き低山。 そういえば無雪期に凌いだことはなかったっけ・・・。ということで梅雨前の週末に出かけてみた。民家の脇の鳥居から庭先…

低山でもまだまだ寒いシノギング

数日前までは初夏のように暖かかったのにちょうどタイミングを合わせたかのように冷たい空気が入り込んできやがった。移動中、中綿を着るほど寒くはないがシャツだけではうすら寒い。しじら織りのヒネモスは、表面がワッフルのように凸凹しているのでそこに…

この冬最後のシノラッセル&墓穴掘り

シノギングの冬は短い。 3月になれば低山の雪はぐずぐずになり、そしてなくなってしまう・・・。 その前にしごかれに行こうということで、いざ、われらの冬のホームである県境付近へ! ローカル線のだあれもいない駅で身支度を整えて、駅から徒歩圏内の凌エ…

寒波到来、道具実験雪上お泊りシノギング

先週末に掛けて、日本列島を襲った大寒波。奇しくも毎年恒例の冬のお泊りシノギングを計画していた我々は、得てして凌道具実験も担う、シメシメなシノギング行程と相成った。 駅ホームに降り立つと、早速の豪雪ぶりと少々横殴りな粉雪に凌ぎ心をくすぐられる…

まち灯りが見える尾根で一夜を凌ぐ

紅葉シーズンには大変な賑わいを見せるJR中央本線のこの駅も、フユガレのこの時期はしんと静まりかえっている。 ヨヒヤミを脱ぎ、クナイの紐を結び、凌ピッケルのカバーを外して凌ぐ準備を整える。地形図に出発時間を書き込んで誰もいない道を林道へと向かう…

晩秋、色めく渓と尾根を凌ぐお泊りシノギング【後編】

【前編】はコチラ 明くる朝... 思いのほか気温は下がり、朝方での最低気温は0~-1℃。これまた思いがけずハンモックセットの良いテストが出来た。 朝からせっせと火を熾し、暖を取りつつ朝食を済ます。澄んだ空気と紅葉を添えた沢のせせらぎが心地よい。 ハン…

晩秋、色めく渓と尾根を凌ぐお泊りシノギング【前編】

気が付けば霜月。ここから駆け抜けるように一気に過ぎていく日常。 そのただ過ぎ去る日々を紛らわすべく、期待薄でに少し標高高い山域へと凌ぎに向かうが、どうやら所々紅葉も残っているようだ。良々。 今回もアイボリーでタフなスタッフ車で現地入り。紅葉…

季節のうつろいを感じたシノギング

シノギングは森林限界以下の低山を活動対象に決めているのだが、夏の低山は暑くてとてもじゃないが凌ぎきれない。それなら沢を歩いて暑さを凌ぐしかないようね、という事で夏のあいだはもっぱら沢を歩いている。 シノギングでは登攀道具を使わない山歩きを実…

幻の瀑布へ、沢を歩き暑さを凌ぐ

暑さもピークを迎えたであろう8月のとある日。 例年通り我々は凌的避暑地を求め、沢歩きを絡めたシノギングへ繰り出す。今回は久しぶりに少し標高高めの沢ポイントへ目星をつけて、幻の瀑布(というほど大層な滝でもないが...)を目指し暑さを凌ぐとする。 …

山の奥の奥の沢歩きで暑さを凌ぐ

夏の低山は暑すぎてたまらないので、凌では暑さを凌ぐために沢に逃げ込むのが恒例になっている。 早々と梅雨明けしたわりにすっきりしない天気が続いていたのだが、どうやらこの週末は好天に恵まれそうだという事で沢に暑さを凌ぎに行くことにする。 駐車場…

ウェールズ最高峰と同じ標高を凌ぐ

梅雨入り前、そして展示会前にサンプルテストを兼ねてのお泊りシノギング。試作品だけではなく既に販売しているアイテムも継続的なテストを繰り返している。素材のスペックにこれでもかと肉付けをした情報を露出してあぐらをかくのではなく、実際に使ってど…

新緑踊る、峠を越えて山葵を辿るシノギング

最近よく出没する我々的新規エリアにて、緑が鬱蒼と成る前にと訪れたシノギング。いざ到着するも、青々と茂る緑。いや緑が青々って、不思議だけど素敵な語呂だなぁと、今更しみじみ。 取り付きまで暫し舗装道を進む、漆黒の二人。 昨夜降り続けてくれた雨の…

この冬最後のシノギング

厳冬期には深い雪を求め、かつできるだけ誰にも会わなそうなマイナーエリアまで足を延ばすのだが、自宅から見える丹沢山系の様子を見るとそんなに遠出をしなくても雪がありそうなので、比較的近くてそれでいて誰にも会わなそうなエリアに出かけたのは2月下旬…